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藤子巡りの旅②~生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展 高岡工芸高校 青井記念美術館...

August 24, 2013

生誕80周年記念ということで、藤子先生の生まれの地である富山・高岡でも企画展が開催されるという情報を得た。早速、特急サンダーバードに乗り込み北陸へ向かった。

場所は、高岡市美術館のすぐ隣にある青井記念美術館。F先生の母校である高岡工芸高校の卒業生であり、株式会社丸井の創業者、青井忠治氏の寄付によって設立された美術館で、卒業生の作品などを所蔵しているという。

高岡に来るのは2回目だが、以前に来た時は藤子先生のゆかりのスポットを見る余裕がなかったので、今回はゆっくり散策してみることにした。

高岡に到着し、列車を降りた瞬間に飛び込んできた光景に一気にテンションが上がった。




































氷見線ホームのハットリくん列車だ。どうも過去に見たものとデザインが変わっているような気がしたが、やはり2011年にリニューアルされていたとのこと。五箇山の合掌造りや瑞龍寺、チューリップや前田利長像など、観光地や名産品をプッシュした内容に変わっていた。

駅を降り、藤子先生お二人が出会われた場所である高岡市立定塚小学校、『まんが道』でおなじみの高岡大仏、文苑堂書店を見て、『ドラえもん文庫』がある高岡市立図書館に足を運んだ。高岡大仏は民家の並ぶ街中に突然出現するのでかなりインパクトがあった。図書館のあるウイング・ウイング高岡という施設はラーメン屋やホテル、企業などの民間施設と生涯学習センターなどの公共施設が入り混じった建物で、中には高校もあり生徒の姿がけっこう見られた。建物の前にはドラえもんやのび太達のモニュメントとF先生のメッセージが設置されていた。










































































そして、高岡古城公園へ。自然資料館の隣に絵筆塔という154名の漫画家の「かっぱ絵」を集めたモニュメントが建てられている。藤子・F不二雄先生と藤子不二雄A先生の絵も発見。会社勤めをして間もない満賀と才野が訪れ、何やら手を合わせていた射水神社をすこし行くと、お馴染みの二つ山、すぐ目の前に相撲場がある。『まんが道』に描かれている背景と全く同じ風景も数多く見られた。公園内にある動物園にはフラミンゴやペンギン、カピバラの夫婦などがいて、しかも入場無料というその充実ぶりに驚かされた。









































































今回の旅のメインである「生誕80周年記念 藤子・F不二雄展」の会場である青井記念美術館へ。小竹藪という芝生がきれいな広場の方を周り、出口に向かうと富山新聞の看板の文字が見えた。高岡支社と文化センターの建物だそうだ。満賀の勤めていた立山新聞はこの富山新聞の本社がモデルとなっているようだ。少し歩くと、高岡工芸高校のいかにも歴史のありそうな校舎が見えてきた。グラウンドでは野球部が練習をしていた。部員数は比較的多く、大リーグのアスレチックスを彷彿とさせるような緑と黄色のユニフォームが印象的だった。学校近くの酒屋(?)には「ドラえもんラムネあります」という張り紙がされていた。

高校のすぐ裏に高岡市美術館があり、さらにすぐ隣に青井記念美術館があった。高岡市美術館ではちょうど「ドラえもんの科学みらい展」が開催中であり、帰りに寄るには絶好の場所にある。それにしても、自分の母校の裏で、自分の展示会と自分のキャラクターの関係した催しが同時に行われているというのはすごいことだ。



















青井記念館では常設展の「大塚秀之丞と門下生作品展」、企画展「青湧会展」が開催されており、それらの展示と「藤子・F・不二雄展」は半々ぐらいのスペースだった。展示場は1Fのみで、2Fは図書室になっているそうだ。入るとすぐに、運営の卒業生の方が案内をしてくれ、今回のポスターのB5サイズのチラシを手渡してくれた。はじめに目に飛び込んでくるのは「藤子・F・不二雄 ふるさと高岡年表」というパネル。1933年に生まれてから1997年に亡くなるまでのプロフィールなのだが、一般のメディアなどでは省略されるような、かなり細かい情報も記されていた。中でも、昭和15年長野県上田市上田小学校入学という記述は目を引いた。(ちなみに、配布されているチラシの裏がこのふるさと高岡年表となっている)

展示内容は、ドラえもん30周年を記念して発売された「F’sCOMPLETEWORKS 藤子・F不二雄複製原画集」の複製原画、ショーケースにはコミックスや小学館の学習関係の本、その他藤子先生の関連書籍、過去にF先生を取り上げた新聞や雑誌などの記事の切り抜きが展示されていた。

特筆すべきは、高岡工芸高校の学校要覧、PTA通信での在校生へのメッセージ、講演会の記事、卒業アルバムや同窓会での写真など、世の中に出すべくして出されたものではないものの数々だ。漫画作品やマスメディアを通したインタビューなど、世の中に出回ることが前提のものではない、かなりプライベートな部分のF先生の1面を見ることができる非常に貴重な資料といえる。いずれの文章も、かなり腰の低いF先生らしい謙虚な印象を受けたが、後輩たちに向けたメッセージには熱いものを感じた。同窓会の席で「高岡へ帰りたい」と話していたというのも印象的だった。


















※ポスターとチラシの文面には違いがありました。

帰り際に、運営側の卒業生の方と少しお話することができた。川崎や東京では記念館もでき、大きなイベントも開催されるのに、なぜ出身地である富山には記念館もなく、あまり大々的に発信されないのかというかねてからの疑問に、次のような理由を挙げられていた。

・権利の問題があり、なかなか勝手なことはできない
・若い人はどんどん県外に出ていき、盛り上げていくような人がいない
・車が足となるこの地域では大きな駐車場の確保が必要となってくる

また、案外みな自分たちの街が国民的漫画の作者の出身地であるということにあまり目を向けない部分もあるということも話されていた。確かに、富山の人たちはそのような欲があまり無いような感じはした。もしF先生がご存命だったとしても、「そんな、やめてくださいよ」と遠慮がちに言いそうな気はする。
ファンとしては、富山県、高岡ならではの藤子不二雄関連の施設がもっとできればと願うばかりだ。

記念館を出て、踏切をはさんですぐ隣にA先生の母校である高岡高校があった。そういえば、『まんが道』でも学校のシーンでは踏切がよく登場していた。今回の旅では、『まんが道』に登場する背景そのものを感じることができる風景を多く目にした気がする。A先生がいかに丁寧に故郷の一つ一つを描かれていたかを感じることができた。

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